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おくりもの

昨日、大好きな女の子と久々にごはんを食べに行った。

大好きなオムライスを、彼女の切ない話と共に頬張った。

彼女は、そう見えないようにしているけれど、頭の中は苦しみだらけで、そのせいで美しい涙を流すひとだった。

 

私はなにも気の利いたことが言えないから、ただ、なるほどねと頷くだけだったけれど、それでもいいんだよって聞こえた気がした。

私の話もたくさん聞いてくれた。

いつも近くにいる人には言えないこと、彼女以外にはどうせ否定しかされないこと、話し足りないくらいに出てくる。

 

彼女を喜ばせたくて、この前海に行った時に拾ったスカシカシパンを薔薇柄の封筒に入れてプレゼントした。

 

「今年もらったプレゼントで一番嬉しい」

「私、あなたみたいな恋人がいいのかも」

 

わたしも、彼女のような突飛な恋人ができたら、とても幸せだと本当に思う。

 

ずっと一緒にいたいと思える友人は、彼女くらいかもしれない。

年に、数回しか会えないかけがえのないひと。

 

好きだよ。

いつもわたしを掬う言葉をくれてありがとう。