おとのらく

好きな曲でした

 

それはあなたの曲で

あなたを無条件に蘇らせる曲で

大好きな曲でした

 

あなたを待って凍えた夜も

あなたを追いかけて雨に濡れた夜も

あなたの体温に触れた

あの冷えた朝も

 

思い起こすのは私だけでしょう

苦しいのも私だけでしょう

 

まだ

指先が冷えますね

 

この風があたたかくなる頃には

私は

あなたを

 

忘れてしまいたい

忘れたくない

 

春の音が聞こえる