1.11.99

はるた彗星

はんぶんこ

もう、助けてほしい、なんて甘えは捨てよう

 

だってわたしには「引く」ほど感情がないのだし

 

この脈動だっていつかは止まるんだし

 

その瞬間を自分で選ぶか運命が決めるかだけの話だし

 

「大切にするよ」って、

その言葉の優しさが耳から離れなかった

 

優しい君が音にしたからだよ

 

でももういいよ

もう言わなくたって大丈夫、

その声が聞けなくたって大丈夫、だけど

 

 

「じゃあ、死ぬ前に俺を殺して?」

 

 

あぁ、沈黙。

 

きみが欲しいと思った。