1.11.99

はるた彗星

いきいそぐ

YES=NO。

 

気分の上下が激しい。

風船のように膨れ上がった人間不信感。

永遠に解けない劣等感の呪縛。

 

「めんどくさいよ、わたしの相手は」

 

ほっといて=そばにいて。

 

わたしの手を離さないで。

わたしから目を離さないで。

 

 

「いいよ。わがまま聞くのが俺の仕事」

 

 

器の大きさは、愛情に比例するのか。

 

わたしの親は、わたしに直接「愛してる」と言ったことはない。

だけどわたしは親に愛されていたと感じるし、実際そうだと思う。

わたしたちの関係はそれでよかった。

 

なぜ、恋人には言葉を求めてしまうのか。

 

社会で得た“大人のフィルター”が邪魔をして、どれもが自己中心な嘘に見える。聞こえる。

救われない。

だれも、救われなかった。

 

お願いだから傷つけないで、わたしの言葉。

わたしの目。

わたしの手。

彼を傷つけないで。

 

どうせ、離れて行くくせに?

 

 

「もう、嫌いだよ」

 

 

あぁ、またひとり傷つけた。